前へ | 神明社 しんめいしゃ 通称:毘沙門さま |
当社はもと四天王のひとり毘沙門天を祀ったものであり、その成立年代は不詳なれど、古伝によれば、桓武天皇の御宇に坂上田村麻呂将軍、この地方の蝦夷追討のため、霊験著しき杉崎権現社に祈願し、平定後、その神恩と戦勝とを深く感謝し、杉崎権現社前八社のひとつとしてこの地に祀られたものであるが、以来、この川口地域一郷の総鎮守「毘沙門さま」として尊崇をうけている。
社より西方一丁程の中村という地の末社神明社を、その境内神社地狭少として天保8年、当毘沙門社に併せ祀った後、神仏判然令により明治5年、祭神を天照皇大神とし社名を神明社と改め村社に列せられている。 社殿は、現存の棟札に宝暦10年2月の銘が認められその後幾度となく改修がなされたものだが、現在の本殿・幣殿は昭和28年に新築されたものである。 境内樹はその樹齢300年をゆうに超え、殊に樅の木(1本)は大仙市の天然記念物に指定されている。 |
トップページへ |
|