前へ | 豊受神社 とようけじんじゃ |
現在荒屋に鎮座する豊受神社は、慶長3年6月の創立である。
当時は伊勢大神宮の神木を請うて、小祠を神明社境内に建立、祀ったのを創始とする。 後に新宮殿一宇創建し豊受神社と称した。 慶長9年再建するとあるも当時の由緒記録等詳かでない。 元和10年仁賀保家の寄付により一社建立崇敬するも同氏断滅の後は現今町内尊信の神社となっている。 寛政5癸丑年11月11日冠石より出火、195戸焼失の大火に社殿及び古来の棟札額面由緒等一切焼失し、その記録等失い、享保己亥年9月15日再建の棟札を存するだけである。 社殿焼失後仮宮に存すること16年間に及び、文化7庚午年本殿再建成る。 その際後宝室を新築、同年9月28日遷宮式を執行する。 |
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