前へ | 神明社 しんめいしゃ |
創立不祥なれども明治5年に村社に列す。
男鹿名勝誌に「舟川氏の古館跡、昔時、秋田実季の家臣船川右近、藤原信の居りし所、船川中島に鎮座せる神明社なり」とあり400年以前から産業の神として尊敬されている。 明治43年に粟島神社と保量神社・金比羅神社が合併された。 現拝殿は栗島神社から移転し、本殿は昭和12年に建立した。 境内は高台に在り湾内を眺望する絶景地に位置している。 特に佐竹神社は旧秋田初代藩主義宣公の御身刀を奉護し、地元漁民の鰰大漁の信仰者が多い。 昭和36年に新築造営された。 又合祀された保量神社の祭神は事代主神であって、往古常陸国水戸品川に鎮座せるを慶長年間に当村へ遷座されている、粟島神社は薬師さんの崇敬が多い。 例大祭は5月21日に斎行されているが昭和43年、明治維新100年を記念に神輿の海上渡御を執行し現在も継続している。 御座船に乗船した神輿を先頭に、小型漁船が満艦色に装飾した供奉船40隻余が随して巡航する光景は圧巻である。 その他年間祭事は元旦祭、1月7日夜歳灯祭、2月3日節分祭(五色小餅等まきもの)、2月11日建国祭、2月11日祈年祭、11月9日鰰大漁祈願祭、11月23日新嘗祭等、神社祭事の他諸祭行事で賑っている。 平成16年8月2日、火災により全焼したが、翌年12月18日新築(社殿・神輿・攝社・神具等)造宮完成した。 総額約1億円を要した。 |
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