前へ 貴船神社
きぶねじんじゃ

〒013-0824 横手市下境字荒田113

坂水 和雄

0182-38-2041


高龗神(たかおかのかみ)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大年大神(おおとしのおおかみ)
罔衆女命(みつはひめのみこと)

8月17日


梵天祭(3月第3日曜日)

 本神社は、延宝8年の創立にして、貴船明神堂と称した。

 寛治年間、新羅三郎源義光、兄鎮守府将軍義家公と力を合わせ金沢の柵を攻め、対陣すること月余。

 度々の降雨で、陣営も出水に出遭う。

 兵士大いに驚く。

 義光公これを見嘆じて曰く、未だ功の天聴に達せざるに、如何なることやと。

 上思議にも水勢方向を転じて流れる。

 義光ここに一祠を建てて戦場に赴く。

 土地の人々これを篤く祀ったのが即ち貴船神社である。

 社殿は東向きで弘化4年9月9日の再建。

 槻の丸柱16本、四面は欅に彫刻が施され、楔止めとなっている。

 市内一の結構を尽した社殿建築である。

 大正5年8月5日許可により、境町村下境神明社、同御田神社を合併し、村社に列格する。


トップページへ
検索ページ