前へ | 新山神社 しんざんじんじゃ |
抑新山大権現は嵯峨天皇弘仁年中、弘法大師湯殿山鳥海山を経歴し、男鹿島へ渡らんと新山野の磯辺を通ると、白髪の老翁現れて、大師にま見え「我は此山の神霊なり。汝末世衆生済度のため此山を開かせ給へ」と大師に乞うて消え失せた。
大師山頂に至り、見れば西に巌窟あり、大師巌上にて密法を行うと、忽ち三尊の阿弥陀、薬師、観音が出現した 大師自作の仏体三尊を安置し、茲に浄聖という修験者が尾浦の磯辺に住居していたのを弟子となし、この山を守護させ給う。 浄聖は初代別当である。 現在42代目となる。 明治6年11月10日郷社に列せられる。 明治40年1月10日神饌幣帛料供進神社に指定せらる。 |
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