前へ | 薬師神社 やくしじんじゃ |
延暦年中桓武天皇御宇、坂上田村麻呂将軍夷賊征討の際、暫時当所御滞留なされ、薬師堂安置の上、太平祈願をかけられた。
爾後神威霊兆著しいために、遠近よりお詣りに来るものが多かった。 足利時代に於ける由利十二頭の一人、打越左近なる豪族、当地に居住以来同所の氏神として崇敬してきた。 降って旧藩主岩城氏に於ては、天明元辛丑年6月25日神社として岩蔵寺6世大越家秀将にて創立せしめ崇敬するところとなった。 寛政7年10月7日当主岩城隆恕卿直接参拝を行っている。 明治42年3月5日、本県知事の許可を得て同村同所字西畑谷無格社宝龍神社を合併す。 昭和27年5月14日氏子畑谷地区大火のため炎上。 本殿、幣殿、拝殿、長床、建坪26坪焼失す。 御神体、神鏡、外諸神具等は無事奉遷す。 平成13年9月、本殿、幣殿増築竣工す。 |
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