前へ 太子神社
たいしじんじゃ
通称:てしこさん

〒010-0851 秋田市手形字大沢1

田村 壽

018-836-9666


聖徳太子(しょうとくたいし)
大山祇神(おおやまつみのかみ)

5月8日


湯立神事

 創立年月日不詳なれども、「羽陰温故誌」による伝えによれば、昔、子供らが日々堂内で遊んだり、縄をつけて神像を道路に放置したりしても、不思議と翌日にはもとどおり堂に鎮まっているものであったという。

 かつて木彫りの太子神像を神輿渡御としてかつぎ出し、市中を巡幸したものだが、この時、通町、大工町、などの職人衆の多い町では、御利益を戴こうとする者たちにより、神像が削りとられていったものだという。

 子供を好む神様といい、職人たちにも信仰されてきた。

 菅江真澄翁の写生画より

 文化8年から10年 太平・手形・仁別紀行による太子堂説明文書
  『手形ノ庄大沢村、聖徳太子のお堂は、むかし金香山光福寺という。真言宗に齋(ととの)ひしが残れり。推古山にゆかり、かつ又古四堂のいにしへの、聖徳太子の御形(みかたち)などにや。
 今別当とて、八丁笊町(ざるまち)の三明院守り奉り、比處を、藤巻の森という。正保三年のころまでこの大沢を深田村と言ひし處也。』


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