前へ | 太子神社 たいしじんじゃ 通称:てしこさん |
創立年月日不詳なれども、「羽陰温故誌」による伝えによれば、昔、子供らが日々堂内で遊んだり、縄をつけて神像を道路に放置したりしても、不思議と翌日にはもとどおり堂に鎮まっているものであったという。
かつて木彫りの太子神像を神輿渡御としてかつぎ出し、市中を巡幸したものだが、この時、通町、大工町、などの職人衆の多い町では、御利益を戴こうとする者たちにより、神像が削りとられていったものだという。 子供を好む神様といい、職人たちにも信仰されてきた。 菅江真澄翁の写生画より 文化8年から10年 太平・手形・仁別紀行による太子堂説明文書 |
トップページへ |