前へ 龍神社
りゅうじんじゃ

〒011-0946 秋田市土崎港中央1丁目9-15

北嶋 昭

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高龗神(たかおかみのかみ)

5月11日

稲荷神社

湯立神楽

 龍神社は坂上田村麻呂将軍が大同元年に創建し、土崎湊の神社仏閣のうちでは最も古いという。

 蒼竜寺の前身で湊安東家の菩提寺であった湊福寺建立ではその鎮守でもあった。

 江戸時代には海上航路の守神として船舶港湾はもとより、土崎港の人々にも広く崇敬を集めていた。

 現在は水を掌る神として飯田地区農家の信仰も篤い。

 羽陰温故誌によれば『嵐町 竜神堂 該町にあり。大同年中田村将軍の建立と云。当時該神社を尊信し従事壱吊当國に残し其神社の神職と成すと。這は則当港上酒田町田村某の祖先と云。藩政中、佐竹君其由緒を尋ねて裃一具賜ふと云。往古此地に池ありて竜神の住む処なりと。今蹟のみ残れり。祭典例年五月十一日、回船海上無難の祭なり、泊船の水主、揖取等集する処なりと古老の伝説なり』とある。

 蒼龍寺の古帳に文化元年頃、『当寺の旧鎮守は当所の水戸龍神宮である、往古城之介殿の崇敬であって、開闢は古四王権現と同じである。田村将軍が北夷を征伐した時、勧請の旨申し伝へ伝記は蔵の中の笈にある』とある。

 慶応2年炎上。

 明治28年再建の棟札あり。

 昭和53年には飯田地区及び清水町の尽力により社殿の改築と棟続きの竜神会館の建設を行う。


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