前へ | 七高神社 しちこうじんじゃ |
創立年代不詳であるが天平17年鳥海山噴火に際し、鳥海山に祭祀せる神霊を七高神社に合祀し国家繁栄、五穀豊穣を祈願した所という。
鳥羽天皇の天仁2年、由利八郎左衛門院内村に山根城を築き居城とし守護神となした。 応仁元年9月領主仁賀保の祖小笠原兵庫頭、信濃より下り来て居城し守護神とした。 同2年田地1万束刈を守護料として寄進せられ、仁賀保53ヶ村の総鎮守となした。 明暦2年神殿建替、延宝8年3月建替、寛政10年7月建替、明治42年12月16日境内社神明社合祀、明治43年2月27日杉山月読神社合祀、大正15年4月15日指定村社となる。 昭和27年12月16日建替、昭和29年11月、月読神社杉山地区へ遷宮。 仁賀保氏の信仰篤く、祭事、神事奉仕のため十八坊を立置かれ、例年正月元日より7日まで、例祭日は旧暦3月15日より17日まで又210日前3日間の大祈祷を執行し領内人民の総べて参拝せしめた。 殊に正月7日迄の参篭大祈祷の後8日には御神符を拾い上げられた。 祭事神事の厳修は今も残り御門松、大御饌、大散飯、御頭神事等畧すことなく伝えられ県指定無形民俗文化財となっている。 |
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