前へ | 桂清水神社 かつらしみずじんじゃ 通称:桂清水観音 |
創立年月日不詳なれども、享保8年の文書に「前田村鎮守 桂清水観音社 別当扇田寺」とあり、それ以前の創建である。
境内にある桂の老木の根元からは、こんこんと清水が湧きでており、同年代の文書には、『湧きいずる泉のそばに桂の大樹あり 此の清水で身体を浄むると病がいえる 高熱もとりさる 霊験あらたかなり』と。 遠く求むる信者群をなし津軽・南部の地からも訪れたとある。 享和2年この地を訪れた菅江真澄は次の歌を詠んでいる。 『うつし見る 月のかつらのかげきよく むずばぬ水も涼しかりけり』 明治43年、境外社10社を合併す。 |
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