前へ | 八幡神社 はちまんじんじゃ |
康平年間(約900年前)の草創で、明治44年長老沢相善神社、鍛治屋敷山神社、稲荷沢稲荷神社、下袋神明社を合祀する。
沼館は平泉藤原氏一族の沼館三郎義衡の居城地で、東北一円に勢力を持った藤原氏の北方警護の要所として派遣された場所である。 藤原氏は武神である八幡大神を崇敬していたので、この神社を建立した。 藤原泰衡が源頼朝に破れ蝦夷地逃亡の拠点として、米代川を下り沼館に赴く途中、二井田贄の里で河田次郎に殺され藤原氏滅亡と共にその勢力も地に堕ちた。 この沼館三郎義衡が祀った神社である。 当時は松木伊勢堂下に鎮座していたが明治12年現在地に遷座する。 |
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