前へ | 神明社 しんめいしゃ |
白岩の地は、宝徳年間の頃より白岩氏の治世のもと整備発展した古い城下街である。
慶長年間に検地が行われた。 本殿に奉献された棟札によると『享保10年5月奉造立御伊勢本地天照大神宮一宇』とあり以降度々の改築が記録されている。 別当伯明院であったが、明治3年11月奉斎天照両皇宮守護所として祭祀をし村社となる。 明治43年2月水波女神社(堂ノ口)稲荷神社、八坂神社(寺後)白山社、愛宕社(愛宕山)岩上社(杉沢)古城山(前郷山)雷社(雷堂)薬師堂(平城)大己貴少名彦神社(入角山)庚申社(境内社)等神社11社境内社3社を、大正5年11月菅原神社(平城)を合祀する。 合祀になった各社も元禄の頃より各種棟札が保存されている。 特に稲荷神社については、国史大系日本三代実録第18巻に出羽国白岩の神従五位下に叙す、貞観12年8月28日とあり、大同2年稲荷神社建立(郷土誌)とある。 これらは白岩氏築城の館山を中心に開発された白岩の里の守護神であった。 |
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