前へ | 白山神社 はくさんじんじゃ |
小野寺氏の武将讃岐越前の子孫が代々この白山の守護をしていたが、安永6年に白山の祠官を大友武右衛門吉忠に譲った。
明治16年正月火災にあい、翌年に再建し明治17年4月1日に遷宮式を行ったが再び焼失し、新築は明治34年で現在に至っている。 記録によると白山祠官大友家年中行事は、正月元日より12月晦日まで、毎日国家安全五穀成就の御祈祷。正月元日、5日、7日の新酒昆布献上、2月1日、3月3日、5月5日、6月1日、7月1日、8月1日、9月9日、供物、神酒献上、4月1日の湯立神楽、4月8日、10月5日の御祓祝詞勤行等である。 上溝村に1畝余の諸役御免の神田あり、この田を作るには女人馬足を禁じている。 籾として1俵ほかに小餅30、大根2本に昆布をそえ、保呂羽山霜月神楽の神事に供えることとなっていて、これらのことは白山社の祠官が司ることとなっていたそうであるが現在は行われていない。 |
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