前へ | 月山神社 がっさんじんじゃ |
伝えによれば、大同元年出羽の国に賊徒蜂起し、朝廷田村麻呂に命じてこれを征せしめ、将軍追撃して富田村袖振坂に至るに雲霧迷濛として咫尺を弁ぜず忽ち賊の所在を失った。
将軍瞑目して月神を祈り、巳にして眼を開けば、月東山の上に出て晧々として白山のようになった。 それで将軍遂に賊を平らげ京師に凱旋するに当り月を祀って一社とした。 爾後富田の鎮守となり、明治6年村社に列し、明治42年12月24日鹿嶋神社を合祀した。 |
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