前へ 高梨神社
たかなしじんじゃ

〒014-0802 大仙市払田字真山35

小林 専三郎

0187-69-2435


天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
邇々杵尊(ににぎのみこと)
応神天皇(おうじんてんのう)
素盞嗚命(すさのおのみこと)
瀛津島比売命(おきつしまひめのみこと)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
猿田彦神(さるたひこのかみ)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
木華咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
豊受大神(とようけのおおかみ)
経津主神(ふつぬしのかみ)
武甕槌神(たけみかつちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
大宮比売命(おおみやひめのみこと)
比売神(ひめのかみ)

8月20日


正神楽(市指定無形民俗文化財)

 高梨神社は高梨村を構成した旧村上野田、橋本、払田、高梨、戸地谷の5ヶ所内神社を、当時県の方針のもとに合祀、大正5年10月社殿落成合祀祭を斎行した。

 明治44年戸地谷内9社が率先一たん神明社へ合併。

 大正4年旧高梨内2社、橋本内4社、上野田、払田各1社、合計18社を合併、社名も村名を用い、町村合併民心一統、農村高梨繁栄への精神的挙村態勢をはかった。

 勿論各神社にはそれぞれの由緒があって信仰奉斎されていた事だが、その祭神数は前記十六柱で、これを平田篤胤の神系図によって見るに、天照大神を中心に古事記神代の神々十五柱、そして応神天皇に至っていた。

 応神朝は中国文化の最も伝流され日本文化が華開こうとする時の帝。

 新高梨村が挙村繁栄を祈っての合祀が、祭神各柱の御神徳と全く一致していることは不思議な因縁があった。

 各社の由緒は遠い昔のこと故にか、真澄の遊覧記に由緒採録されたもの3社にて、社名、祭日、斎主を録せるは数社これを見るも、未だその由緒の知れぬは残念である。

 だが一方1里に満たない近隣稲作農村民の祈願の内を知ることが出来るようである。


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