前へ | 熊野神社 くまのじんじゃ |
天長2年の創立にして、最初は龍蔵台にあった。
天長7年大地震おこり龍蔵台欠潰の為、新山に移る。 その後、東板戸田中に遷宮、元禄8年現在地に遷座した。 慶長5年天照大神を合祀す。 享保6年神輿2基京都より着す。 天保12年本村大火、神社焼失す。 翌12年鐘楼、拝殿再建し、安政6年鎮守社再建す。 慶応4年3月26日より28日まで、国家安全、武運長久の祈祷執行す。 同年4月19日より21日まで、佐竹義尭公武運長久の祈願、同年8月8日より9月12日まで、奥羽鎮撫総督沢三位戦勝祈願祭執行す。 境内の大銀杏は、天保年中の大火にその片側 を焼かれて空洞となる。 上部は明治19年の大風でその3分の2が折られ、更に昭和32年の大火で燃えたが尚現存して偉容を保ち、郷土の鎮めとして聳えている。 弘法大師巡錫のみぎり手植の銀杏と伝えられている。 |
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