旭山神社 あさひさんじんじゃ 通称:御山 |
創建は、天平勝宝の頃。
夷賊平定の為、官軍続々この所を往還するに際し、千年姥杉爺杉うっそうと茂り且つ蒼奇岩巨石重畳たる、この霊地を卜(うらない)して、国土創成の二神、 伊邪那岐・伊邪那美命を勧請奉斎し、国土鎮定の祈願を行ったのが始まりという。 寛治年間、秋田初代藩主佐竹義宣公の兄、源義躬(源頼義から12代)が当地方を巡視の為当地に来られた折、この山の上に朝日の昇った様を見て、その神々しい情景に心をうたれ住民に命じて神社を建立させ、地域住民の安定と繁栄を願うと共に自らの武運を祈願し、筆を取っては、朝日山(あさひさん)としたため社額を奉納したという。 明治6年8月村社に列せられ同36年代、西方1里の地に「大台野天神」菅原神社があったが、天神様と共に産土の神十六柱を朝日山に合祀し、昭和16年指定村社に列し、社名を旭山神社と改める。 付近村落の崇敬の念篤く、現社殿は同17年改築、小学校々舎新築にさいして参道の変更があったが、同60年8月氏子の有志の浄財協力によって、石段、鳥居、玉垣等の復元を図り今日に至っている。 |
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