前へ | 八幡神社 はちまんじんじゃ |
延暦21年、坂上田村麻呂将軍が、うっ蒼と茂った霊地を発見し、伊豆の三島大神を勧請して祭祀を執行し、神領として七田を奉納したという。
治暦3年、郷民、八幡大神を勧請して社殿を建立し、祭祀を執行した。 源義家が舟を社頭の大槻につないで上陸し、後三年の役の報賽として馬の鞍を奉納した。 宝徳年間、小野寺家臣関口信忠が、八幡神社、三島神社、広田神社を合祀し、正八幡宮と総称した。 広田神社の創立年代は不詳である。 曽って境内には3本の大槻があり、最後に残っていた周囲16尋の大槻も、安永2年に倒木したという。 享和元年8月15日、三島神社鎮座一千年祭を執行している。 明治43年より大正5年にかけて、馬鞍郷石成郷の22社を合祀している。 本殿は明治25年の建築である。 拝殿の屋根は昭和22年に改築した。 昭和32年、秋田県神社庁より模範神社の指定を受け、昭和62年、神社本庁より神社本庁神社振興対策指定神社の指定を受けた。 平成15年、屋根を銅板に葺替えた。 |
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