前へ | 八幡神社 はちまんじんじゃ |
当八幡神社は、文明3年佐々木右衛門四郎によって、山城国岩清水より勧請、船岡村に鎮座致したものである。
その後、佐々木左衛門尉盛季東国巡視の際、従臣が病に罹り、船岡村永ヶ沢の勘三郎宅に留まる。 盛季は従臣に、八幡神社は古社であって、謂れのある神社であるから、誠心こめて祈願すれば、病気は必ず直るから、朝夕怠ることなく祈るように、と言いおいて宿を出て行った。 従臣教えられた通り、社掌と共に日夜祈願したところ、不思議なるかな3日にして病は快癒、然も平常よりも丈夫になったので、この事は忽ち遠近に伝わり、祈願お参りする者益々多くなる。 以来霊験まことに明らかなものがある。 明治6年村社に列す。 |
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