前へ 八幡神社
はちまんじんじゃ

〒015-0032 由利本荘市松ヶ崎字宮の腰27

松尾 典秋

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応神天皇(おうじんてんのう)
菅原道真(すがわらのみちざね)
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)

7月5日



 文治2年(1186年)山城の国、岩清水八幡を奥州岩城平の城山の地に勧請し、岩城家歴代の鎮守たりと伝う。

 奥州藤原泰衡叛を謀るに及び、源頼朝、千葉之助常胤に命じて東征せしむ。

 常胤同社八幡へ戦勝祈願を致して、深く信心を表したという。

 後に泰衡亡び、常胤帰陣と共に、頼朝いたく喜び、その特命によって社殿を飯野山の地に再建させ飯野八幡と称し、新たに社領88町の地を寄進した。

 関ヶ原の合戦後元和8年(1622年)岩城家羽後の国亀田を領するに当り、御神体を保護し同国に至り、寛永元年(1624年)松ヶ崎村亀井山、則ち現在地に勧請して永く岩城藩の崇敬社とす。

 当神社は亀田岩城藩所領内の代表神社のひとつにして、領内75社の分霊を合祀される。

 現社殿は寛永13年(1636年)に建立せりと伝う。

 明治6年郷社に列す。明治40年神饌幣帛料供進神社に指定せられ、明治43年白山比売神社・神明社を合祀す。

 昭和58年、秋田県神社庁より二級神社に指定され、現在に及ぶ。


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