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諏訪神社 すわじんじゃ |
縁起によると、創立は延暦20年で、坂上田村麻呂が蝦夷討伐の為大曲の古館に陣取って、真昼山の賊を平げた。将軍は戦勝を祝って古館にお宮をつくり、健御名方大神を祀った。
これが諏訪神社である。 その後720余年を経て、大永年中大曲城主前田又左衛門道信が古館に城をかまえ、神社を修理し、八坂刀売大神を合祀した。 道信の二男前田薩摩守利信は数多くの戦功をあげたのは諏訪神社の加護によるものとして深く信仰した。 利信の男又四郎は修験者となり、社務を掌った。としるされている。 江戸時代初期、藩主佐竹義処は貞享2年古館に本陣を設けたため、神社は現在地に遷座した。 元禄年中火災でことごとく古書、記録を焼失、享保11年の火災後本殿を横沢から譲りうけ移築した。 天保14年5月、藩主崇敬の神社に列し、佐竹氏より懸額、燈籠木の寄進があり祭典には家老をつかわして代拝させた。 明治6年郷社に列し、明治40年神饌幣帛料供進神社に指定せられ、昭和13年古町神明社を合併。 昭和41年1月6日放火で焼失、同年10月再建奉賛会が結成され、浄財を募り、昭和44年8月25日遷宮した。 |
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