前へ | 神明社 しんめいしゃ |
大森神明社の創立は正和5年。
現在の社地は森の高燥なるを以て、大森人はこれ神の降臨する清地なりとして崇敬信仰し、頂上に社殿を建立して、伊勢両宮と大山祗大神を鎮座奉ったものである。 その後大森に大火災が起きた為秋葉神社をも同社殿に鎮座奉り、例祭は旧暦6月19日と改め集落民崇敬す。 元禄8年正月3日伊勢三日市太夫治郎の吊代葉木五右衛門より、天照皇大神宮の御神木と金幣を授けられ、社殿御室に奉紊安置し御祭神として斎祀る。 当時村の戸数増加すると共に、社殿は狭隘を来たし、宝永甲亥年10月27日村頭生駒祝の代に於いて、大森富樫勘左衛門、清栄願主となって、本殿一宇建立する。 時に斎藤市郎兵衛境内に社殿を建立して、豊受姫大神を遷座奉り、自家の内神として称え奉り、大森氏子は稲荷大神として崇敬し現在に至る。 昭和62年大森氏子にて新改築する。 大森神明社には古来より伝わる御神楽の舞として赤塗の獅子あり、その獅子の舞に属するおかめ踊りと称するものあり、これらの舞は神代の時天の岩戸を開く時に当り、笑い踊りの舞として近郷近在より大いに賞賛され、市の無形文化財に指定されている。 |
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