前へ | 渡部神社 わたなべじんじゃ |
創立は天保4年8月28日である。
当神社について秋田県神社明細帳に次の如く記載されている。 『文政年間渡部惣治・渡部斧松の両名羽後国南秋田郡払戸村曠野、旧領主の許可を得開墾の際、水源に日夜苦労を重ね尽力致候処、同郡鮪川村地処字瀧の頭と申箇所に、無類の泉水有之に付、其下に溜池を新築し水源となし、既に数百石の開墾成功。同村旧字鳥居根と申処へ戸数百六戸開基せり。今の字渡部之れなり。其節瀧の頭に今木神社あり。昔を尋ねるに、同郡鮪村同村の祭神たる故右村と強和を盡し、此神社を深く尊拝するに前顯開田全く成功したり。之れ偏に神徳に因るなりとて、同村字渡部に今木神社を創立したり即ち之れなり』 明治14年3月10日村社に列す。 明治29年6月10日社号を渡部神社と改称す。 明治40年1月10日神饌幣帛料供進指定神社に指定せらる。 大正15年8月28日渡部斧松翁を合祀す。 |
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