前へ | 諏訪神社 すわじんじゃ 通称:八幡様 |
古老の話によれば、この社はもとこの地に住む諏訪精左衛門の小祠であったという。
彼は甲斐の国諏訪の人で源義経の家臣であった。 衣川の戦に敗れ追われる義経に従いこの地にたどり着く。 義経は根井下にある権現(根井神社)に詣でたのち、多勢で逃れるのは不利と思い、従者らに別れを告げた。 彼は義経の安否を気づかいながらもこの地を生涯の地とした。 鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮を懐かしく思い、庭に社一宇を建て氏神として信仰した。 いつのころからか村人等はこの社に詣でるようになったということである。 その後社殿は文政12年別当宝勝院明海によって建立された。 現在の社殿は明治39年旧暦7月27日の建立である。 |
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