前へ 三吉神社
みよしじんじゃ

〒014-0342 仙北市角館町八割西沢194

鈴木 雅晴

0187-55-4273


新山大権現(しんざんだいごんげん)
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
三吉神仙(みよししんせん)
大名持神(おおなもちのかみ)
少名彦名神(すくなひこなのかみ)
大雷神(おおいかづちのかみ)
水波売神(みずはのめのかみ)
稲倉魂神(うかのみたまのかみ)
大物主神(おおものぬしのかみ)
大山祇神(おおやまずみのかみ)
水天大神(すいてんのおおかみ)

7月8日



 八割の西村の太平山三吉神社である三吉神社は、慶応年間の神社統一の際各家の家神を統合して建立したもので、比較的新しく、今でも各家形式的な家神が残っている。

 現在の位置にある、三吉神社と言うのは、明治40年頃、国から村社を作るように言われ、大正2年着工大正3年9月9日に完成し、村社大平山三吉神社となった。

 それ以前は八割から2キロ程離れた山頂にあった。

 現在も小さな祠がある。

 起源は定かではないが、山岳信仰の場であったと思われるこの山頂にあった神社が、明治6年3月19日に正式に村社大平山三吉神社となったのである。

 しかしあまりに遠い所にあり、また山頂にあったため、雨風にさらされ、傷みがはげしいということなどの理由で、村社を作るようにいわれた際、新しく社殿を建て、神様を遷そうということになった。

 実際には御神体と言うものがなく、鏡を移したのである。

 鏡についての謂れは不明である。

 そして神様を遷してきた際神社統合も為されたのである。

 つまり三吉神社がその当時八割地区にあった個人信仰の12社を合祀する形になったのである。

 その12社とは、観音様、お薬師様、山の神様、皇太神社、新山大権現、稲荷様、雷神社、水神、弁財天様、金比羅様、琴平神社、中山神社。


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