前へ | 綴子神社 つづれこじんじゃ 通称:八幡宮 |
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斉明天皇5年阿部比羅夫が肉入籠(ししりこ)の地に至り白鳥の留まる所を以て地主神を祀り創建、平安中期宇佐八幡宮を分祀、延暦16年坂上田村麻呂の奉幣、仁寿元年正六位上の神階叙任を伝える。
貞観のシラス大洪水で埋没した胡桃館はその信仰祭祀の場と擬定されている。 建久2年比内郡国社崇敬社とされる。 弘長2年頃武内氏開基常覚院神宮寺元瑞社殿を再建、山伏神楽を伝授し、太鼓祭り(昭和54年大太鼓行事は、文化庁の国無形民俗文化財記録保存事業に指定されている)・大名出陣行列・御湯立神楽を始め、内館文庫(昭和35年県指定史跡)を創設して平安中期以降の古文献4,000余点を所蔵する。 永禄2年7家7集落合併し、当八幡山に社殿再建し、以後浅利氏更に佐竹藩主より社領寄進がある。 元和元年神殿建立、慶安元年内館塾開設、享保15年藩主の公許を得る。 宝暦7年現拝殿新築再建、明和9年神楽殿建立、安永8年北比内28ヶ村87社の総社となる。 文化元年内館塾本館再建、同8年津軽越中守本陣、明治元年戊辰役本陣、その功により藩主褒状・紋付燈籠・五本骨日の丸扇紋付裃を拝領する。 同6年9月村社に列し、社名を八幡神社と定め、同14年9月12日明治天皇御巡幸仮行在所となる。 同43年8月無格社15社を合併し、綴子神社と改称して今日に至っている。 |
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