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金刀比羅神社

神社名(漢字) 金刀比羅神社
神社名(かな) ことひらじんじゃ
鎮座地 〒011-0946 秋田市土崎港中央6丁目1-2
宮司 土崎 和光
連絡先 Tel : 018-846-3569
御祭神 大物主神(おおものぬしのかみ) 崇徳天皇(すとくてんのう)
例祭 7月10日
境内神社 埴生山神社稲荷神社(三社)栗島神社
特殊神事
由緒

土崎港屈指の廻船問屋であった間杉五郎八、本間多左衛門が、若狭国西津の豪商古川屋嘉太夫の氏神琴平社を勧請し、享保8年本間家の別邸内に一小祠を建てて両家の氏神としたものを宝暦9年4月、龍明院二世智鏡は、間杉、本間の2人の願主と相談して、さきに間杉家から寄進された今の場所に遷座し、一般崇敬社としたものである。
社殿は、大阪の商人大和屋卯八の寄付によって建立したものである。
その後弘化3年廻船問屋杉山七蔵ほか信徒等が出資して、更に壮麗なものを造営した。
これが今の社殿である。旭町、本山町字琴平の旧地名はこの鎮座地から出たものである。
文政年中に幕府が、松前増毛の地を守備することを佐竹藩に命じたとき、藩兵を派遣するにあたって海上安全を祈られ、崇敬社とせられた。
また文化元年一宇一社の格に列せられ、同年藩主の御紋章の白張燈籠一対寄進し、毎年旧6月10日の大祭には、代参をもって銀千疋幣帛を賜ったが、明治5年には村社となり、同6年本町は鎮守一社の制に改まり無格社となった。
御神体となった神面は「木面」で名工「春日」の作だと言い伝えられている。